本日、祝日。春分の日ですね。
二十四節気で4番目。
春分の日を挟んだ前後の7日間は、春のお彼岸です。
ぼた餅、食べたいな〜。
和菓子屋さんに行こっかな〜。
私は一人暮らしなので、家にお供えする仏壇はありませんので、買ったらすぐ自分で食べちゃいます。
なんなら実家にも仏壇はなかったので、お供え物をする習慣は子供の頃からないですが…
春になると、おばあちゃんが私にぼた餅を食べさせてくれていたのは、お供え用に沢山こしらえていたからなんだろうな、と大人になってから気づきました。
春のお彼岸にお供えするのは「ぼた餅」。
春に咲く牡丹の花に由来しています。
丸く咲く牡丹に似せて作るので、ぼた餅はまん丸です。
対して秋のお彼岸は「おはぎ」。
秋に咲く萩に由来しています。
こちらは少し楕円に作るそうです。
材料は同じ小豆ですが、収穫時期は秋であるため、採れたての柔らかい皮の食感を楽しむために、秋のおはぎは「粒あん」にするそうです。
収穫から半年経った、春の小豆は皮が硬くなっているために、ぼた餅は皮ごと潰して「こしあん」にするのだそう。
「ぼた餅」と「おはぎ」、どちらも同じお菓子のようですが、小豆だけに「豆知識」として覚えておくと、誰かと一緒にいただく時にお話のタネになって楽しいかも。
そして、「暑さ寒さも彼岸まで」とは言いますが、今年はもう十分あたたかいよね!
今日を境に夜の時間が短くなり、昼の長さがだんだん長くなっていきます。
春も朗らかに、柔らかに、毎日を良いものにしていきましょう!